3:ウンベラータのかっこいい曲げ方、増やし方
次に解説するのが、ウンベラータの理想の形を作るための曲げ方、増やし方です。
ここを実行することで自分の理想のウンベラータの形に近づくことができます。
ぜひ実践してみてください!
ーワイヤーを使ってかっこよく曲げて楽しむべし!
ウンベラータを、リビングやベランダでかっこよく楽しむためには、枝ぶりをうまくコントロールしていきたいですよね。ウンベラータは、ワイヤーを使うと、うまく曲げることができ、広がりや奥行きを作ることができます。
写真で解説させていただくと、左のような形を保つため、右の写真のようにワイヤーを枝に巻きつけます。その上で、曲げたいところを別のワイヤーで引っ張ることで、枝を曲げたり、寄せたりすることができます。
ー広がりをコントロール、剪定して出てくる新しい枝が活躍!
ワイヤーでのコントロールにより、広げたいところを広げ、寄せたいところを寄せ、曲げたい方向に枝を曲げて形を整えていきます。
私は少し広がった扇形にしたかったので、枝を一度下方向に引っ張ることで横方向に伸ばし、その後上方向に方向転換することで、扇形に近づけていきました。
また、上方向に伸びた枝は形を見ながら剪定していきました。
剪定するのは、やはり、春から夏に限ります。この時期に次の1年を想像しながら形を作っていくのが重要となります。
ここもウンベラータを育てる楽しみなのですが、剪定すると、選定後の幹から新しい芽が2つから3つ出てきて枝になっていくことが多く、2週間もすると元気な枝にはしっかり葉がつきます。一方で、枝は出たものの成長が止まる枝も出てきます。
私の場合、元気な枝の中から形を想像しつつ多くても2方向の枝を選ぶことにしていて、他の枝は剪定してきました。時に4つや5つ新しい芽が出てくることがありますが、方向を見ながら、1つか2つの元気な枝に絞っていくことで成長が分散せず、元気な枝ぶりが作れてきたと思っています。
ー発根すれば、また枝がニョキニョキ生える!
剪定の際、15センチ以上の枝をいくつか作りにいくことで、実は次の楽しみとなります。剪定した枝を水に挿し木することで発根させ、育成することができるのです。これもウンベラータを育てる楽しみの大きな醍醐味です。
もし、30センチ以上の枝を剪定した場合、15センチぐらいでさらに2つにカットし、2本になった両方の枝を同様に水に挿し木し、発根させましょう。2本の新しい株が生まれた形になります。2本にカットした際、どちらが上の向きなのかについて、ちゃんと確かめながら作業を進めてください。
私の経験では、10センチぐらいから発根させることができますが、その後、葉の大きくなる子株を作るには、15センチ以上ある方が良いといえます。
ーひょろっと伸びる枝はウンベラータあるある!
夏のタイミングがチャンスで、切って再生が一番!
ウンベラータの枝は、新しいと幹だけが成長してひょろっと見えてしまうことも多くあります。日光が従分に当たると葉と葉の間の感覚が狭くなってくるので、ベランダなどで日光に当てることが対処法といえます。夏の暖かさと日の光がウンベラータを元気にし、また葉の間隔を狭めてくれます。ひょろっと伸びてしまいがちだった枝の葉の間隔が変わるか試してみてください。
一方で、真っ直ぐ一本調子で上に伸びるウンベラータは、思い切って高さ30〜50センチぐらいのところで切ってみると再生できた、というのが最新の発見です。もし1メートルぐらい真っ直ぐ伸びた一本木だったり、枝がひょろっと伸びすぎてしまったと感じたら、ぜひ、長さ30〜50センチ(短い場合は15センチも可能)ぐらいのところで切ってみてください。根がついている方(鉢に残った幹の方。一度全く葉がない状態になっている)は、1週間もすると、成長点から芽が出て、枝に育ち、新しい葉が出てきます。
(写真:左:新芽発芽、中:枝になったところ、右:葉が広がり始めたところ)
剪定した方の先端の枝の方は、別途、水に挿し木して発根させてください。
こちらも発根させて改めて育て直すということになります。発根して葉が出た後、日当たりの良い外で育てることで、ひょろっと伸びていた枝ぶりが密度を持った葉ぶりに変わってくれるはずです。これをやるのもやはり夏の季節となります。ウンベラータの再生には、25度〜30度の気温が必要だというのが経験値です。
夏の季節に新しいウンベラータの株を作ったり、目指す枝ぶりや葉ぶりを作ることで、秋から冬のリビングをさらに楽しい景観にしていってください。